水産会社が営むお宿、皆生温泉 松涛園。
先日、子連れで家族3人にて1泊2食付きで宿泊をしてきました。
海のすぐそばにある皆生温泉ですから、もちろん狙いは新鮮な魚介類を使ったお料理です。
料理旅館 松涛園の夕食は海鮮中心のカジュアルな和懐石。
朝食はハーフバイキングでした。
皆生温泉 松涛園の料理について、実際に食べてきた口コミを画像付きでシェアしておくので、参考に読んで行ってくださいね^^
料理旅館 松涛園の食事
旅館に宿泊と言えば、定番のお楽しみは部屋食ですが
皆生温泉 松涛園の基本プランは、朝夕食共に広間食です。
もちろん個室食や部屋食もオプションで変更できますよ。
広間食以外の詳細は後半に書いています。
私たち家族がお願いしていたのは広間食です。
旅館についてチェックイン手続きの時にまず聞かれたのが夕食の時間。
夕食の時間は18時から予約ができます。
18時、18時半、19時、19時半、20時のどこが良いか尋ねられたので、いつも我が家で夕食を食べる18時からにしました。
朝食の時間は7時から9時まで。
夕食は予約した時間にキチンと行かなくてはいけませんが、朝は一応指定するだけで、バイイングの営業時間内だったらいつ行ってもいいとのことでした。
広間食の食事場所は、宿泊する階とは別。
2階のパステルラウンジ さくらルームという広間が食事会場です。
入り口に素敵な着物が飾ってあります。
ここは壁にガラスが貼られている広い多目的ホールです。
食事会場に予定の5分前に行くと、テーブルに名前が置いてあり、食事のセッティングがされていました。
あった。
私たち家族の席です。
子供がいるのではじっこの席にしえもらえてるのかな?
泊まっているほとんど方が、広間食なのかな?と思うくらい広間にはたくさんの席が用意されたいました。
近すぎない絶妙な間隔を開けて、席がセッティングされていましたよ。
予約の時に指定をすれば個室食にもできます。
私は個室に行っていないので、写真がありません。
個室食にすると料金が上がります。
一人当たり約2000円アップです。
皆生温泉 松涛園では部屋食ができるプランもあります。
が、手がかかる分ややお高いです。
料金が広間食よりも約5千円アップするみたいでしたよ~。
個室食や部屋食が気になる場合は事前に旅館にお問い合わせされるといいですよ^^
子連れなので、「食事中さわいだらどうしよう」とか「周りの人への気遣い」とかを考えるとできれば広間食は避けたいのが本心でした。
わたしも最初、は部屋食もしくは個室食にしようと考えていたんですが、松涛園の部屋食や個室食は追加料金がかかるため、けっきょく広間食にしました。
それに、普段あまり外食しない息子に その雰囲気を見せ経験させるというのもいいかなって思って^^
追加料金の分のお金は、旅先での昼食やカフェ、お土産など別のことにまわした方が有意義に過ごせますしね。
松涛園の夕食
では、松涛園の夕食内容の紹介に移りますね^^
皆生温泉 松涛園の夕食は、繁忙期の夏休み中の時期、7月20日から8月31日までは夕食がバイキングです。
私が泊まったのは秋なので、バイキング形式なのは朝だけでした。
まずは子供のご飯から。
器がパンダなのは理由はわからないので置いといて(笑)
こどもの好きそうなメニューばかりが盛り付けられています。
大人の料理と共通しているのは茶わん蒸しでした。
ウインナー、エビフライ、からあげにハンバーグ、それからご飯ものはお子様カレーです。
フルーツはパイナップルで、ひとくちケーキのデザートまで添えられています。
後は同じみのアンパンマンリンゴジュースにプリンまで付いていました。
5歳児には食べきれないほどのラインナップ。
苦手な茶椀蒸しとプリン、エビフライは父ちゃんにあげ、あとは完食しました。
続いて大人の料理がこちら。
はじ目からすでにセッティングされている料理だけで、6種類。
食前酒
前菜
お造り
茶わん蒸し
鍋料理
あわびステーキ
食前酒は梅酒でした。
そして前菜が3種類。
左から、いかめんたい・魚の南蛮漬け、ゴマ豆腐 です。
ちょっとづつ色々食べたい女心を満たす3点盛り♪
続いてお刺身です。
お造りは5種盛りでした。
甘エビ(子持ち)、ヒラメ、イカ、ブリ、マグロです。
水産会社を営まれている会社の経営するお宿ですから、お刺身には期待していました。
思った通り美味しくって、大満足。
お皿も素敵です♪
お昼に寄った海鮮丼専門店のネタがひどすぎたので、またまずかったらどうしよかと内心ガクブル((((;゚Д゚))))ガクガク で食べましたが、
本当においしいお刺身で、昼食で受けたトラウマが払しょくできました。
お鍋は大山鶏のお肉が入ったみそ鍋です。
シンプルな具材のお鍋ですが、出汁がよくきいた味噌スープが絶妙な塩加減に仕上げてあるほっこりおいしい鍋でした。
お刺身を食べ終わったくらいに揚げたての天ぷらが運ばれてきました。
えび、ししとう、レンコン、カボチャの4種類の天ぷらです。
が、食事に夢中になりすぎて私としたことが写真の撮り忘れです(;^_^A
そのくらい美味しかったということでお許しを・・・。
お魚の煮つけも出ます。
ハタハタという小さめのお魚の煮つけが出ました。
ビジュアル的にはちょっとすぐれませんでしたが、お味は最高でしたよ。
圧力で炊いているのか、骨まで善美行けると言って主人は頭以外、全部たいらげていました。
私は今、絶賛奥歯の工事中(歯科医院通院中)なので無理はしませんでしたが・・・。
煮つけがご飯によく合う甘辛い味付けだったので、あとから出てくる予定のご飯とお吸物を先にだしていただいておいしくいただきました。
そしてそして、どうしても食べたかった活あわびがこちら。
これは火をつける前の生のアワビ。
どうしても拝みたくて、ふたを取って勝手に見ちゃいました(笑)
12センチくらいのサイズ感かな~。
そんなに大きいあわびではないですが、ちっちゃくてもアワビ。
その身は肉厚です。
いけすがあるから、活アワビが提供できるんだそうですよ^^
先日、隣の島根県の日御碕に行った時は海があれていてお目当てのアワビがなくて残念でしたが、なるほど!いけすがあれば海がしけていても活アワビが提供できますね!
あわびは火を入れるタイミングをどうするか給仕の女性がたずねて下さいます。
分からないので尋ねると「皆さんお鍋ができあがるころ合いくらいに焼き始められますよ」との返答だったので、私たちもそうすることに。
他のお料理を食べているとアッという間に焼きあがりました。
時間にして15分くらいだったでしょうか。
焼き上がりがこちらです。
どどーん!ってほどのサイズではないですが(笑)
すごい、アワビって焼いてもそんなにちじんじゃってない!
ナイフとフォークで貝殻から切り離して頂きます。
小さいながらしっかり肉厚で、肝に絡めて食べるととっても美味しかったです^^
私たちが頼んだこの活アワビのステーキが付いたコースには、日本酒のおまけがついていました。
「わしいさみ」という鳥取の地酒です。
300㏄入りで浸りで頂くのにはちょうど良いサイズでした。
別で注文すると、770円するって書いてあります。
もう料金には組み込まれているんでしょうが、それでも得した気分でした^^
別注で付けるとアワビは3300円、地酒は770円なので4070円を、2200円で頂いた計算になります。
うん、そう考ええるとやっぱりお得だ~♪
食事中にお願いするドリンクはもちろん追加料金です。
料金表も参考にのっけておきますね。
どのドリンクも旅館価格ではありますが、ずば抜けて高いというほどの印象ではありません。
ノンアルコールビールの値段設定が495円と細かくて目につきましたが(笑)
飲み物以外でも、追加でお願いできる料理もあります。
けっこう品数があるので、これもメニュー表をペタリ。
イカ刺しとか、のどぐろもいいですよね~。
あったかいおうどんもあるので、まだ普通食になりきってない子供連れでも安心です。
ふだん「肉!肉をよこせ!」と言うほどの肉好きの私ですが、さうがに今回はお魚に徹してみました。
オレイン55もおいしそうで気になったんですけどね~。くぅ~><
あ、さっき写真を忘れた揚げたての天ぷらの写真が出てる!
なのでこちらを参考にどうぞ(笑)
普段は食事中のお行儀があんまりよくない5歳の息子ですが、広間でご飯を食べている時、借りてきた猫のように嘘みたいにいい子でした。
人目があるから、かっこつけたのかもしれません(笑)
あとは旅館の給仕係の方の気遣いと、手厚いフォローのおかげでもあります。
息子がハシを落としたなり、さっと新しいものを持ってきてくださったり、
息子が「お水が飲みたい」と私に呟いたなり、ミニピッチャーに入れたお冷を持ってきてくださったり。
本当にすごくよくしていただきました。
料金追加なし、スムーズな夕食ができ結果オーライ、大満足です^^
悪くないですね、広間食も。
皆生温泉 松涛園の朝食はバイキング
松涛園 朝食の時間
松涛園の朝食の時間は、7時からです。
最終の入場は8時半。
チェックインの時にだいたい何時に朝食に行くかを決めます。
選択肢は7時 7時半 八時 八時半の4パターンです。
会場は夜の広間とおんなじパステルラウンジ さくらルーム。
時間は一応は決めますが、朝食バイキングがやっている7時から九時までの間ならいつに行ってもOKです。
松涛園 朝食の内容
松涛園の朝食バイキングは、ハーフバイキングというものです。
ハーフって言うのは、一部の料理がすでに用意されていて、あと追加でほかの料理がバイキング形式で楽しめるってことです。
会場に行くと昨夜の夕食の時と同じ席に食事の用意がしてありました。
お刺身に湯豆腐、カレイの一夜干しの焼き魚に焼きのりと小鉢3種。
これだけでも十分な量ですが、さらにバイキングでいろんなおかずが選べます!
サラダに始まり、ヒジキやめんたいこ、卵はTKG用の生卵。
定番の納豆も準備されています。
写真ではわかりにくいですが、私の大好きなイカの塩辛もありテンション上がる(笑)
ドリンクはもちろん、ボタン一つでドリップコーヒーが飲めるドリンクバーとかによくあるタイプの機械あり。
あとアイスティーにアップルティー、あと果汁30%くらいと思われるオレンジジュース。
一番右手に見えるのは、有名な大山牛乳です。
もちろん大山牛乳頂きましたよ~。
まろやかなのにすっきりしていておいしかったです。
パンもあります。
定番のロールパンとクロワッサン、あとクルミパンの3種類です。
トースターが1台据えてあるので好みで自分であっためます。
パンの横に見つけてテンションが上がったのが、クレープです。
朝からクレープがいただけるなんて、なんとしあわせ♪
クレープ様にフルーツの缶詰とホイップが用意してありました。
ヨーグルトと一緒にフルーツも3種類おいてありました。
ピンクグレープフルーツにオレンジ、あとバナナですね。
その奥にはスイーツの定番、チョコファウンテン!
チョコファウンテンの具はマシュマロだけでした。
でもパンもあるしバナナもあるのでつけて食べるものには困りません。
私はクレープにバナナを乗せてそこにチョコをトッピングしてチョコバナナクレープを頂きました^^
チョコフォンデュの奥の方に少しだけ映っているのが、ご飯をついでもらえる場所です。
お味噌汁はシジミの汁でした、
さすが鳥取、宍道湖のシジミがちゃんとありました。そして味も美味♪
お酒をよく飲まれる男性の方などはきっと喜ばれることでしょう。
ご飯の横で板前さんがだし巻き卵を実演で焼いて下さってました。
巻きすできちんとまいたきれいな出来立てのだし巻き卵、写真は撮り忘れましがとってもお上品な味でおいしかったです。
あとね、写真を取り忘れたのが子供の朝食!
バイキングが忙しく気が付いた時にはすでに平らげていました( ;∀;)
ですので、内容だけ書いておきます。
オレンジの飾り切りにスマイルポテトと、マカロニサラダ、息子の大好きなハムが用意されていました。
朝食も気に入ったようで、もりもりよく食べてくれました^^
まとめ
長くなりましたが、松涛園の1泊2日の宿泊で出していただいた食事内容の紹介でした。
夕食のプランは特に、季節にっよってバリエーションが異なります。
秋ぐちには松茸を味わえるコース、11月に入ると松葉ガニがメインになるし、取れるお魚の種類でメニューは当然変化します。
が、味は間違いないです。
料理人の夫が、こちらの料理はちゃんとしていておいしかった、と申しておりましたんで間違いありません。
私も実際に食べてみて、満足しましたし^^
こどもも喜んでよく食べ、家族全員が大満足だったのでとっても良かったです。
以上、松涛園の食事の口コミでした~。