出雲大社の参拝順序。正式ルートを地図と写真で徹底解説

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出雲大社神楽殿

せっかく出雲大社に参拝するんだったら

きちんとした正式な順序で参拝をしたいですよね。

参拝手順や参拝方法にそこまでこだわらないタイプなんですが

きちんとした手順で参拝した方がご利益があると本で読んで一念発起。

出雲大社の正式な参拝順序と参拝方法でお参りをしてきたのでシェアしておきます。

さらに神様のお砂がいただける縁結びのご利益が最大級になる参拝方法の案内つき!

これから出雲大社に行かれるのならぜひ参考にしてください^^

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出雲大社の参拝順序

なんとなくお参りするのと、
ちゃんとしたルートでお参りするのじゃ

後者の方がお利益がありそうですよね。

どうせならちゃんとした正式なルートで
きちんと参拝しておきたいなと思ったので

ちゃ~んと予習をして
雲大社参拝の正式なルートで参拝してきました。

参考になればと思いまして
正式コースの順序を写真付きでのっけておきます。

現地の見取り図を使って
出雲大社の参拝ルートを地図にしたので
それも良かったら参考にしてくださいね^^

なお冒頭でご案内した
神様のお砂が頂ける縁結びのご利益が最大級になる参拝方法はこちら

これから解説する出雲大社参拝ルートはこうです。

 【出雲大社の正式参拝コース】 

①勢溜の大鳥居

②祓社



④中の鳥居

⑤手水舎

⑥銅鳥居

⑦拝殿

⑧八足門・御本殿

⑨東十九社

⑩釜社

⑪素鵞社

⑫御神座正面拝礼所

⑬氏社

⑭御守所

⑮神楽殿

参道入り口の勢溜の大鳥居から
巨大しめ縄で有名な神楽殿までを

すべてのおやしろにお参りしながら
参拝する正式ルートです。

それを玄以の見取り図を使い地図にしたのがこちら。

この番号の順番に参拝すれば
正式ルートで回ることができます。

出雲大社の正式参拝ルート

ハイ、では参拝順序を写真と主に解説します!

まずは参道正面の二の鳥居、
勢溜の大鳥居をくぐります。

勢溜の大鳥居

鳥居は神聖なエリアへの入り口です。

鳥居をくぐる前には、一礼しましょう。

一礼の後、神様に住所と氏名、参拝した理由
を唱えるとなお良いそうですよ。

神様が通られる真ん中を歩かず
参道の端を歩きましょう。

出雲大社本殿へ続く参道

長い下りの参道が先へ続きます。

下り坂の参道は神社ではとても珍しんですよ。

この途中の右側にかならず最初に
お参るすべき祓社があります。

小さいので見逃さないようにご注意ください。

その祓社がこちら。

出雲大社 祓社

こちらの社は参拝者の心身の汚れをはらってくださる場所。

祓戸神四柱が祀られています。

右手にある小さな箱にお賽銭を静かに入れ
二礼四拍手一礼で参拝します。

出雲大社の正式参拝方法を記した看板もあるので
初めて行くときはぜひ読んでみてくださいね。

次に祓橋を渡ります。

こちらも身の汚れをはらう場所です。
必ずわたりましょう。

小さな橋の祓橋を渡って少し行くと
松林の中に中の鳥居があります。

これが三の鳥居。

出雲大社 中の鳥居
鉄製の鳥居です。

松林に隠れて意外と見落としがち。

また一礼をしてから、端を通りましょう。

中の鳥居の先には美しい松林が続きます。

出雲大社の松林

松の保護のため、ここからは両端の通路を通るよう
お願いがされています。

左手にはムスビの御神像があるのでぜひ見て下さい。

出雲大社ムスビの御神像

稲葉の白兎の神話のワンシーンが
そのまま銅像で表してあります。

大国主大神が皮をはがれた白兎を助けるシーンです。

古事記では助けられた稲葉の白兎が
八上姫(ヤガミヒメ)と結ばれると予言した
となっています。

オオクニヌシはこの時大きな袋を持たれていますが
兄弟神が絶世の美女であるヤガミヒメに求婚しに行く時の
荷物持ちとして同行していたからだということです。

付き添いで行った方が本命と結ばれるって
けっこうなバトルが連想されるのは私だけでしょうか…

反対側には、大国主大神が結びの神となられる時を現した
御慈愛の御神像があるのでこちらもぜひどうぞ。

御神像の少し先、参道の左手に手水舎があります。

ここで手と口を清めます。

出雲大社の手水舎

手水の手順は・・・

右手で柄杓を持ち左手を洗ったら
左に持ち替え右手を洗う。

柄杓をまた右に持ち、飛騨る手に水をため
その水で口を漱ぎ清めます。

口を付けた左手を再度洗ったら
柄杓を立てて残った水で柄を洗い
柄杓をもとに戻しましょう。

手水舎で身を清めたらいよいよ
ご本殿のあるエリアに進みます。

出雲大社の銅鳥居

これがご本殿の手前にある四の鳥居の銅鳥居です。

この鳥居は青銅でできています。
実はこの鳥居は国指定重要文化財です。

この銅鳥居は1666年に長州藩主の
毛利綱広が寄進したんだそうですよ。

ここでも一礼して鳥居をくぐります。

銅鳥居をくぐってすぐ左手を見ると牛馬舎があります。

牛馬舎

銅像に触れてご利益を頂きましょう^^

馬も牛も神様の使いで神聖な生き物です。

神馬には子宝や安産の御利益が
神牛には勉学に関するご利益があるそう。

私自身はすでに子宝には恵まれたので
頭がよくなりたくて神牛をなでなでしました^^

次に見えてくるのが大きなしめ縄のかかった拝殿です。

出雲大社 拝殿

ここで祈祷や奉納の行事などが行われます。

まずはこちらから奥の本殿におられる神様へ
参拝をするのが正しい礼儀作法です。

目的のお願い事はこの拝殿からしましょう。

二礼四拍手一礼でお参りをします。

右手は左手より少し下にずらして打つのがマナー。

4拍手と通常より拍手が多いので
打ち間違えないようにしましょう。

拍手の後、住所氏名と日ごろの感謝などを唱えるとなお良し。

一緒に参拝した夫は、
なぜか毎回最後の一礼を忘れていました(笑)

大事な最後のお辞儀も、
忘れないようお気を付け下さいね^^

出雲大社が四拍手と他の神社と拍手の数が異なるのは
諸説ありますが、

黄泉の国を治める大国主大神に対して
現世に来て祟らないでくださいと結界をはっている意味だと言います。

大国主大神専用の参拝方法とも言えますね。

参拝作法を守り神様へ失礼のないようにお参りしましょう^^

そしていよいよ大国主大神の鎮まる御本堂にお参りです。

出雲大社 八足門

ひときわ高い位置にあるこちらが
神様に最も近づける八足門です。

この奥にご本殿がありますが普段は入れません。

一礼して階段を上がり、お賽銭を入れてお参りをします。

お賽銭は十分にご縁があるように
10円玉と五円玉を一枚ずつするのがいいんだそうです。

地面にあるミッキーみたいな模様は昔にあった巨大柱の跡です。

八足門巨大柱の発掘後

どんだけ大きな柱だったかがよくわかりますね。

八足門は実は神様の横顔から拝む位置です。

御本殿の中で大国主大神は神楽殿の方、
つまり西の方を向いて鎮座されています。

八足門からのお参りがすんだら
左回りに御本殿を一周するようにお社に参拝をして回ります。

御本殿の東側にあるのが東十九社。

出雲大社の東十九社

ココが旧暦の10月に神在月になる際に
全国から集結される八百万の神々の宿舎となるお社です。

普段はしまっていますが、神在月になると
扉が開かれます。

閉まっている時でもきちんとご利益はあります。

普段は日本中の神々にお参りができる遥拝所ですので
忘れずお参りておきましょう。

東十九社の北側には食べ物を司る神様である
釜社が祭られてあります。

さらに御本殿の裏手に回り
次は大国主大神のお父様である素鵞社に参拝。

出雲大社 素鵞社

素鵞社の神様は八岐大蛇(ヤマタノオロチ)胎児の神話で有名な
素戔嗚尊です。

ここは空気がキンとしていて
より神聖な雰囲気が漂っています。

稲佐の浜で救ってきたお砂を収めるのが
こちらの素鵞社の縁の下です。

出雲大社のご利益のあるお砂を頂く参拝方法について詳しくはこちら

裏の山は人が入ってはいけない禁山なので
踏み入らないように。

素鵞の社のお参りの後
さらに御本殿の周りを左周りに進むと
御神座正面拝礼所があります。

御神座正面拝礼所

こちらが出雲大社の御神座正面拝礼所。

ご本殿内で神様が西向きに鎮座されているので
正面のお顔はこちら側なんですって。

あまりにも小さな拝礼所なので
知らないと通り過ぎちゃいそうですよね。

お忘れなくお参りをされて下さいね。

参拝を左回りで回るのも、大国主大神のお顔の前を
横切らないようにするためみたいです。

出雲大社の氏社

その先にあるのが氏社。

東に向いて二つの社が並んでいます。

北側が天穂日命、南側に宮向宿祢が祀られています。

本殿正面に出てくる形になり
そこには御守所があるので

出雲大社の御守所

おみくじやお守りをどうぞ。

出雲大社のおみくじ

個人的には、おみくじがどこか分かりにくかったです。

御守を売られている台の所に置いてありました。

出雲大社の御神籤

出雲大社のおみくじには大吉や凶といった
一般によくある運勢は記してありません。

訓(おしえ)が書いてあります。

さいごに神楽殿を参ります。

出雲大社神楽殿

これにて正式参拝コースは完了です。

実は出雲大社には参拝ルートが3パターン存在します。

3パターンの参拝ルートについてくわしくはこちらの記事へどうぞ

2018年7月に6年ぶりにかけ替えられたばかりのしめ縄。

迫力は満点です。

日本最大級ですからね、これだけでもかなりのパワーが授かれそう。

夫が「確か昔は出雲大社のしめ縄に小銭をぶん投げて挟んでいた」と言っていて。

そういえば私もどこかで聞いたことがあるなと思って調べてみたら
確かに昔はそんな行為が行われていました。

テレビ番組で紹介されたこともあるらしく
うちのじいちゃんに聞いても

「ほうよ、お金を挟んだら縁起がええんで」という返事が。

「今じゃそんなバチ当たりなこと誰もしてないよ」と教えると
じいちゃんはのけぞるほどびっくりしていました(笑)

よく考えたら神聖なしめ縄によくもそんなことをしていたな…って感じですよ(汗)

もちろん今はそんなことやっちゃいけませんからね。

あと、神楽殿のしめ縄は普通の邪気を払うためのしめ縄とは
逆向きに設置されています。

行かれた際は、良~く観察してみられてくださいね。

出雲大社の参拝順序。正式ルートを地図と写真で徹底解説のまとめ

ご縁の神様と言われる出雲大社。

そのご利益とパワーを最大限に頂くために
正式な参拝ルートをたどってお参りをしてきました。

何気なく回るよりもきちんと参拝した方が
きっといいはず!と本気で信じております^^

正式な参拝順序でお参りをして
ご縁をたくさん授かれるよう参考にしてくださいね。

実は私は今回、よりご利益のある神様の砂を頂いて帰るルートで参拝しました。

その詳しい回り方についても別記事にて紹介していますのでぜひご覧くださいね^^

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