島根県出雲市に位置する「出雲大社」は、なかなか頻繁に訪れることが難しい聖地です。
なので、一度の訪問で最大限のご利益を受けたいものですね。
そこで大切なのは、出雲大社での参拝マナーとタブーを 参拝前に理解しておくことです。
訪れる皆さんのために、必要な情報をお伝えします。
参考にしていただければ幸いです。
出雲大社の訪問時に避けるべき行動
出雲大社への参拝は、特定のルールとタブーを理解し尊重することが重要です。
以下の点に注意して、心に残る訪問にしましょう。
不適切な服装について
過度にカジュアルな服装や、サンダルでの参拝は避けましょう。
礼儀正しい服装を心掛け、過度な露出や派手な装いも控えることが求められます。
参拝の作法
出雲大社の参拝作法は「二礼四拍手一礼」が特徴です。
これを守り、適切に行動しましょう。
また、参道の中央を歩かず、神様の通り道とされる中央を避けて、両端を歩くようにしてください。
鳥居の前での礼拝
各鳥居を通過する前には、一礼してから通ることが礼儀です。
これにより、神域への敬意を示します。
お守りやおみくじの扱い
お守りやおみくじを適切に扱い、おみくじは指定の場所に結ぶか持ち帰ってください。
また、おみくじを木に結ぶ習慣がある場合でも、出雲大社では特設の結び所を利用し、木を傷つけないようにしましょう。
お賽銭の作法
お賽銭は静かに奉納し、投げ入れる行為やしめ縄に挟む行為は避けてください。
これらは不敬とされ、マナー違反です。
郵送でのお守りの返納
遠方からの参拝者のために、郵送でのお守り返納も可能です。
詳細は出雲大社の公式情報を参照し、適切な方法で行いましょう。
これらの情報が出雲大社への参拝時のマナーとして参考になれば幸いです。
神社への参拝を避けるべき人々
神社では「穢れ」とされる状態を避けるため、伝統的に一定の人々が参拝を控えています。
例えば、身内の不幸があった場合や出産直後、生理中の人々は、体や心が疲弊しているとみなされ、神社への参拝が控えられることが多いです。
出雲大社には来ない神様もいるのか？
出雲大社は旧暦10月に多くの神様が集まることで知られていますが、実は「留守神」と呼ばれる神様も存在します。
これらは田畑や家庭、村を守るために留まる神様で、竈神や恵比須神、大黒、道祖神、金比羅神などが該当します。
天皇が出雲大社の本殿に入れない理由
出雲大社の宮司は出雲国造家に限られており、これは天照大神の子孫である天穂日命を祖とする家系のみが祭祀を執り行う伝統に基づいています。
このため、天皇であっても本殿への立ち入りは許されていません。
出雲大社訪問前に参拝を推奨する神社
出雲市佐田町にある須佐神社は、「須佐之男命」を祀る日本唯一の神社で、強力なパワースポットとされています。
須佐之男命はヤマタノオロチを退治したことで知られ、1300年以上の樹齢を誇る「大杉」や「須佐の七不思議」など、神秘的な魅力に溢れています。
お時間あれば、出雲大社の訪問前に訪れてみてはいかがでしょうか。