プレミア12とWBCの主な違い6つ！出場国数と選考基準の違いを徹底解説！

「プレミア12」が開幕し、野球の国際大会として知られる「WBC」とどう違うのか、多くのファンが興味を持っています。ここでは、両大会の主要な違いに光を当てています。

「プレミア12」とは

「プレミア12」は世界野球ソフトボール連盟（WBSC）が主催する国際大会で、WBSCの世界ランキングで上位にランクされた12カ国が招待されます。

主催：世界野球ソフトボール連盟（WBSC）
開催周期：4年に1回
出場チーム：WBSC世界ランキング上位12カ国・地域
目的：国際野球の推進と競争力の向上

この大会は、特にプロ選手が多く参加することから、世界中の野球ファンから注目されています。

第1回大会（2015年）

2015年11月、日本と台湾の共催で行われた初の大会では、日本が準決勝で韓国に敗れて3位になりましたが、韓国が優勝しました。この大会は、その後の国際大会の地位を確立する上で大きな意味を持ちました。

第2回大会（2019年）

2019年の第2回大会では、日本が韓国を破り、初めての優勝を飾りました。東京オリンピック前のこの大会は、特に日本で大きな反響を呼びました。

第3回大会（2024年）

2024年11月9日から24日に予定されている第3回大会は、もともと2023年に開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響を受けて1年延期されました。この大会で日本が再び優勝するかどうかが注目されています。

プレミア12とWBCの違い④：主催者は誰か

プレミア12とWBCとでは、主催者が異なります。プレミア12は世界野球ソフトボール連盟（WBSC）が主催し、国際野球の競技会として展開されています。一方で、WBCはメジャーリーグベースボール（MLB）とMLB選手会（MLBPA）によって共同で主催され、世界中に野球を普及させる目的で開催されています。

プレミア12とWBCの違い⑤：大会の目的とその意義

プレミア12の主な目的は、世界ランキング上位12カ国が競い合い、競技レベルの高さとランキングへの影響を目指すことです。この大会はしばしばオリンピックの予選を兼ね、実力を重視した競技が行われます。対して、WBCは世界中から多様な国と地域が参加することで、野球の普及と発展を図ることを目的としています。この大会は国際色豊かで、文化の多様性を楽しむことができます。

プレミア12とWBCの違い⑥：競技レベルと選手構成

また、競技レベルと選手構成の面でも大きな違いがあります。プレミア12はプロ選手を中心に国代表チームが力を合わせて競い合いますが、必ずしも全てのMLB選手が参加するわけではありません。一方で、WBCはMLBを含む世界中のトッププロ選手が参加し、極めて高いレベルの試合が行われます。WBCの試合はその熱気と、MLB選手によるエンターテインメント性で大きな魅力があります。